先週の日曜日、東大沼4丁目教室の4歳~中3までの生徒たちは
ECC児童、中学生英語検定の面接試験に挑んできました。
毎年やっていても緊張で固まってしまう子、
外国人の先生とお話できることを楽しみにしている子、
満点をねらってがんばっている子
と、さまざまです。
今回の面接テストは30点満点。
12月に行った筆記試験と合わせて100点満点の試験です。
そして、これまでのレッスンの中で
この試験に向けて練習をしてきました。
ある子が、試験が終わって言いました。
「わからないところがあったんだけど
I don't know.って言えた!」
それに対して私は
「よかったね!!」と伝えました。
このやり取りを聞いていたママさんが一瞬びっくりした顔をされました。
おそらくお気持ちとしては
『わからないところがあったのに、よかったってどういうこと?!』
だったのだと思います。
そこでその場にいた保護者の方たちに
レッスンの中で、子どもたちに伝えていることを説明しました。
「先生としては、みんなが満点取ったり、高い得点が取れたら
もちろんうれしい。
それに満点取れるようにたくさん練習するのもうれしい。
けど、それよりも今回は、『お話をするテスト』だから
・自分からあいさつすること
・自己紹介はしっかりすること
・もう一回言ってほしければ "One more time , please."
考えてもどうしてもわからなければ "I don't know."を伝えて
黙り込まないこと
この3つができたら、みんなの答えが間違っていても
忘れちゃって言えないことがあっても
先生的には、満点!だよ。」
と全員に言ってあります、と。
大人だって、外国人と話してきてくださいと
試験会場に一人で入らされたら
緊張するし、頭が真っ白になると思うのです。
実際、私も英検1級の面接の時
緊張しすぎて、かなりおしゃべりになり
「もう試験は終わりましたよ」と言われてしまった記憶があります・・・。
だから、今回の面接試験では
『相手の言っていることをしっかり聞き、
自分の思っていることを話す』ということができていれば
先生としては満足なのです。
もう一人、いつものレッスンでは
積極的に発話するタイプの子ではない子が
試験終了後に、
「ちょっとわからないところがあったんだけど、
何回も "One more time."って言えた!」と
とてもニコニコして教えてくれました。
これは、うれしい!
がんばったんだね!
みんなしっかり外国人の先生と『会話』ができたようで
うれしい限りです。
こういう経験が、生徒たちの未来につながって
いくといいなと思っています。
ECCジュニア東大沼4丁目教室 HARUKA
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