子どもたちが英会話を習い始める際に、
親御さんからよく聞くのは、
「英語を好きになってもらいたい」
という言葉です。
何か物事を好きになるのは、
”できるから”、”得意だから”、好きになるということは多いと思います。
また、"好き"だから、できるようになったり、得意になっていくということもありますね。
当教室に通っている子どもたちも
英語、好き!という子はたくさんいます。
でも、英語好きじゃないという子も一定数います。
難しくなってくると、『好き』から『好きじゃない』に変わってしまうこともあります。
そして、私はというと、
小学校から英語の授業はありましたが、
小学校では、大した内容はやっていなかったので楽しんでいました。
中学から本格的に英語学習が始まると、
英語はどんどん嫌いになりました。
単語は覚えられないし、文法も意味が分からない。
高校の終わりには、英語大嫌い。
「日本人なのに、なんで英語の勉強をしなければいけないのだ!」
と、いつも言っていました。
成績で分かれる英語のクラスはいつも、下のクラス。
テストでは赤点を取ることもありました。
ただ、英語は好きではなくても、海外に行くことに興味があったり、
海外アーティストのファンクラブに入るなど、海外の文化には興味がありました。
中学2年生の時に、学校のプログラムで、
アメリカのシアトルに2~3週間行くというものがあり、
それに参加したときは、楽しかったのを覚えています。
そんな私が大学生のときに、アメリカの学校に行きたいと思ってからが、
さあ大変。
洋楽好きなこともあり、リスニングは何とかできました。
ただ、アメリカの学校に入るために提示しなければならない
TOEFLのテストの点数が取れないのです。
英語学習の基礎がなっていなかったからです。
そこからは、苦労しました。
『勉強しました』と胸を張って言えるくらいやりました。
行きたかったインテリアの学校に入ってからも苦労しました。
最初のセメスター(学期)での授業内のプレゼンの際に、
先生に言われた言葉は今でも忘れられません。
「あなたのプロジェクトの内容もアイデアもいいけれど、プレゼンする英語力が足りない」と。
先生のおっしゃる通りで、悔しい思いをしました。
そんな経験を経て、今では英語で人とコミュニケーション取ることが好きです。
ネイティブではないので、英語学習に終わりはないと思っていますし、
もっと力をつけたいと思い、今も学習を続けています。
そして、子どもたちにも、大人の生徒さんにも、
英語で「理解できた」「理解してもらえた」の体験をたくさんしてほしいと思っています。
初めから好きじゃなくても、途中で好きじゃなくなっても
どこかに転機があるかもしれません。
なので、"I don't like English."という子がいてもいいと思っています。
小さいときからやっているおかげで、リスニング力がついていたり、
相手の言っていることはなんとなく理解できる力がついていれば、
自分で力を伸ばしたいと思った時には、プラスになるはずです。
もちろん、英語がずっと好きで、がんばっているという子は強いですけどね~。
ECCジュニア東大沼4丁目教室 HARUKA
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